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小林勝彦の「喜怒哀楽」そこに写真

2002年 LeMans Vol.2

そんなこんなの私が2002年になぜ、フランスの見知らぬ土地であるLeMnasに行くことにしたかというと、
実は確たる動機といえるほどのものはなく、「やっぱり行きたくなった」というのが本音で、それにたいして
いろいろと、理由をつけてみたりもしたが、結局のところ「行ってみたくなった」ということなのです。

でっ、この旅は、ご想像の通り珍道中になりました。

海外に行く気などまったくなかった人間ですから、英語ももちろん中学生一年レベル以下、早い話…話せない。もちろんフランス語などボンジュールとサバしか知らなかった。そのサバに至っては、フランス語らしいということは理解していたが、意味すら知らなかった…そんなヤツがひとりでフランスへいくのだから、どんだけ無謀なことか。

その珍道中の話を書き出すと、なかなか本題に進めないので、またの機会に…ということで。

とにかく、アホ丸出しでいろんなことをしてTGVに乗って、LeMans市内に到着できた。
レースが開催されているので、日本でのレース関係の知り合いもすでにLeMans入りしているので、ここからは、知り合いに引っ付き虫状態で、あとはなんとか乗り切ったわけです。

でっ、この年はKONDO RacingもLeMansへの初参戦、チャレンジの年でした。
サーキットについて、近藤監督に会うと、大笑いして「えええっ、来たの~」って、不思議なテンションで迎えてくれしまた。来ましたとも、そりゃもうとても珍道中で…そんな話はしませんでしたが。

この「来たの~」的な、会話が後に暑い暑い国で、同じように繰り返されるとは、この時は想像することなど出来るわけも中田わけなのですが…

2002年のLeMansでは近藤監督は選手でもあり、あの1周13Km以上あるLeMansのコースを昼夜走ったわけです。私が近藤氏のレースシーン(エキシビションではなく)走りを撮影したのは、これが最後だったのかもしれません。
by kkphoto | 2010-05-19 23:01 | 写真